美味しい卵の見分け方
卵は子供から大人まで、多くの方に愛されている食品です。そんな卵は様々な料理に便利に利用されていますが、美味しい卵の見分け方をご存知ですか。
白身の盛り上がり
卵を割ったとき、白身が盛り上がっていれば新鮮と言えます。なぜなら、新鮮な卵には炭酸ガスが含まれており、それにより盛り上がって見えるためです。また、炭酸ガスがたくさん含まれていればいるほど白身は白く濁って見えるため、白身が白く濁っていれば新鮮という証拠になります。
振ってみる
卵のとがっている部分とその反対側を指で挟むようにして持ち、耳のそばで振ってみてください。このとき、中身が動きにくく重たく感じたら新鮮と言えるでしょう。なぜなら、産み落とされたばかりの卵というのは、卵殻膜も卵黄周囲膜も丈夫な状態だからです。また、気室も小さいので振ったときに重く感じます。
光を当てる
日光や照明などを殻に当て、中を透かしてみてください。このとき、明るい部分が小さいほど気室が小さいということになるので、産み落とされたばかりの新しいものといえます。
ご自宅にある懐中電灯で簡単にチェックすることができるので、ぜひ試してみてください。
黄身のハリ
卵を割ったとき黄身の表面にシワができていると、時間が経っている証拠となります。
このシワは、卵の殻表面にある気孔と呼ばれる無数の小さな穴から、黄身に含まれている水分が蒸発している状態を表します。水分がなくなった黄身というのはシワができるので、ハリがある卵のほうが新鮮と言えるでしょう。
