黄身の色は濃くてオレンジ色の方が栄養価が高い?
つまんでご卵の特徴の一つでもある濃いオレンジ色の黄身。正直な話、黄身の色だけで栄養価や品質を測ることはできません。色が濃いオレンジだから栄養価が高い。品質が良いというのは間違った情報です。しかし、あかね農場では「濃いオレンジの黄身」にこだわってつまんでご卵を生産しています。
本来はうすいレモン色
卵の黄身は本来うすいレモン色です。黄身がオレンジ色の卵はニワトリにとって必要ない添加物を加えているという人もいます。
しかし、人は濃い色の食べ物を本能的に選択する傾向にあり、スーパーなどで同じ果物が並んでいると、よく熟れた濃い色の果物を選んでしまいます。人が狩猟や採取の生活を送っていた頃、よく熟れた濃い果物が、おいしく、安全であることを知って身に付いた無意識の選択機能なのかもしれません。
濃いオレンジ色が美味しく感じさせる
人は食べ物を味わうとき味覚だけで「美味しい」と感じるわけではありません。視覚も美味しさに関係してきます。「綺麗に盛り付けられた料理」と「ぐちゃぐちゃに盛り付けられた料理」では、まったく同じ味でも綺麗に盛り付けられた料理を美味しく感じます。
うすいレモン色の黄身の卵を否定するわけではありませんが、濃いオレンジ色の黄身の卵の方がより美味しいと感じることができます。色の濃さと栄養価には関係がなくとも、「味わう」ということでは違いが出てきます。言ってしまえば見た目の問題ですが食べ物は目で見て楽しむことも必要です。
つまんでご卵のオレンジ色の秘密
つまんでご卵のオレンジ色の黄身は、科学的、人工的な色素を配合していません。信念は「安全・安心」です。その上で美味しく見える色を作り出しています。
飼料に使われる非遺伝子組み換えトウモロコシ。トウモロコシ主体のエサを食べたニワトリは、トウモロコシ由来の黄色い卵を産みます。それに加え、あかね農場ではパプリカを食べさせているので、黄色に赤が足され濃いオレンジ色の黄身になります。
つまんでご卵の輝くオレンジ色の黄身が、食欲をそそりより美味しくさせてくれる色だと信じています。
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