平飼いたまごの九州福岡あかねの虜 あかね農場

福岡平飼い卵 あかね農場

双子卵はなぜできる?なぜ連続する?

1つの卵に卵黄が2つ入っている双子の卵。なぜ双子卵が産まれるのでしょうか。

双子卵が産まれる理由

1つの卵に卵黄が2つまたは3つ入っている卵のことを複卵黄といいます。
卵は、卵胞が排卵され輸卵管を通過するとき、卵白分泌部から分泌された卵白に包まれ産卵されます。

卵胞が同時に排卵されたり、先に排卵された卵胞が卵管上部にあるときに次の卵胞が排卵されると、一緒に卵白に包まれてしまい、1つの卵に2つの卵黄が入った双子卵になります。3つの卵黄が入った複卵黄は極めて稀です。

卵を産み始めたばかりの産卵初期の若い鶏は、ホルモン分泌と産卵リズムが不安定なため複卵黄を産みやすくなります。日齢の経過とともにホルモン分泌と産卵リズムが安定してくるので複卵黄は減ってきます。

双子卵は続く

養鶏場では一つの鶏舎の鶏を一度に入れ替えるため、同じ鶏舎にいる鶏の日齢はほぼ同じです。卵の大きさは日齢とともに大きくなっていきます。
1箱(1パック)の中にいくつも双子卵が入っていることがよくるのは、大きさをそろえるために同じ日齢の卵が集まりやすくなるからです。

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