卵の栄養について
朝食やお弁当など、様々なものに使われる卵ですが、卵にはどんな栄養が含まれているのかご存知ですか。こちらでは、卵の栄養についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
8種類の必須アミノ酸
卵には、私たちの体に必要な8種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれています。
このアミノ酸は、免疫力を高めるのに必要な栄養となっておりますが、人間の体内では作ることができないため、外からとり入れる必要があるのです。必須アミノ酸は内臓の働きを助けてくれるので、しっかりと摂りたいものです。
肝臓でアルコールを分解するアミノ酸メチオニン
卵に含まれているメチオニンは、肝臓でアルコールが分解されるときに必要なアミノ酸です。また、卵にはお酒で弱った肝臓を助けてくれるシスチン・グルタミン・グリシンの3つのアミノ酸もバランス良く含まれているため、お酒好きの方は卵料理をおつまみにすることをおすすめします。
ビタミンとミネラルが豊富
卵には、ビタミンA・B2・B6・B12・D・E・葉酸の7種類のビタミンと、カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄の5種類のミネラルが豊富に含まれています。カルシウムは牛乳の約1.5倍、鉄分はほうれん草の約2倍含まれており、肉や魚などのタンパク食品には見られない卵の特徴の一つとなっています。
脳を元気にするコリン
卵黄には、脳を元気にしてくれるコリンが含まれています。コリンは、記憶・学力に関わる神経伝達物質であり、脳の働きを助けてくれます。卵は全食品の中でもコリンの含有率がもっとも高く、大豆の3倍ちかくもあります。仕事や学校に行く前に朝食で卵を食べると、頭がスッキリとすることでしょう。